妊娠①　3人目がほしい、と思った理由。

子どもはふたりで十分幸せ

「子供が3人ほしい」と思ったのは、主人ではなく私の方でした。

私には姉がいるのですが、姉は遠い所に嫁ぎました。

姉に会いたくてもなかなか会えない場所に嫁いだので、姉の結婚を祝福しつつもすぐには受け入れられませんでした。

その時は姉の選択を尊重しているつもりでしたが、私達姉妹はとても仲良しだったので、姉がいなくなってしばらくはとても寂しかったです。

親もかなり寂しかっただろうな。

それに「親に何かあった時に、私ひとりでどうしたらいいの？」

そんな思いもありました。

我が子には、そういう心配をさせたくない。

親の事を１人で悩むなんて思ってほしくない。

出来る限り頼り合える兄妹を作ってあげたい。

そんな事を漠然と考えていました。

姉が嫁いだ翌年、私は30歳で妊娠し長男を産みました。

その後は金銭的な不安もあり、
あまり積極的に子作りしていたわけではありませんでした。

それでも3年後に二人目を授かり、仕事と子育てにあけくれていました。

３人目を意識し始める

そのうち私にも「出産リミット」が近づいているんだ、と意識し始めました。

年齢が上がれば上がるほど、妊娠する確率も下がるだろうな。

もし授かったとして、私は３人目が何歳になるまで元気でいられるんだろうか。

子ども2人で十分幸せだったし、2人育てるのでも手一杯だし、2人ですら大学には入れてあげられないかも。

そんな気持ちと

3人目を作らなかった事を一生後悔するだろうな。

という気持ちが交差していました。

主人とも3人目の話をするようになり、

授かったら当然産む。

産んだら当然育てる。

と、自然に3人目がいる我が家を想像するようになりました。

優しい長男は歳の離れた赤ちゃんを可愛がるだろうし、世話好きな長女は張り切ってお手伝いするだろうな。

そんな事を毎日考えているうちに、もう「3人目をあきらめる」なんて考えられなくなりました。

夫も賛成してくれました。

そんな流れで、子どもを授かりたい気持ちへのストッパーが外されたのでした。

初めて「妊娠しやすい日」を知る

お恥ずかしい話ですが、2人産んでもなお、妊娠や生理周期について詳しくは知りませんでした。

色々と調べて、生理と生理の間は妊娠しやすい事が分かりました。

それでも、今までそんな風に計算して子作りした事もなかったので、何だか気恥ずかしいような気持ちだったのを覚えています。

ただ『排卵日を狙う！！』などど意気込んでしまうと、夫にも自分にもプレッシャーになってしまうので、自分の胸の中にしまっていました。自然に行為をしていました。

ただ、妊活アプリをインストールして、次の生理予定日まで生理が来ませんように！と思えば思うほど、ヤキモキしてしまっていました。

 

アプリはラルーンにお世話になりました。

生理予定日が1日すぎただけでも、そわそわ…

3日すぎ……

5日すぎました。

でも生理が来そうな鈍痛があります。

「妊娠超初期」

「生理痛」

などとネットで何度も調べ、まさに検索魔になった時もありました。

元々、生理は規則的に来る方だったので、こんなに遅れるなんてこれはもう妊娠したんじゃない？

と、期待して「妊娠検査薬」を買いました。

生理予定日から1週間経ったら検査しよう！

と楽しみにしていました。

そして

生理予定日から一週間後、

嫌な感覚があり、

トイレにいくと生理が来ていました。

もう、ガックリしました。

今まで順調に生理が来ていたのに、こういう時に限って遅れてくるなんて、いじわるだなぁ、、と

 ρ(тωт`) ｲｼﾞｲｼﾞしていましたよ。笑

リセット後、また再チャレンジ

翌月も排卵日周辺を何となく意識していました。

排卵日ぴったりより、ちょっと前くらいの方がいいのかも。笑

でも、あえて計算したりしてプレッシャーをかけるのは、逆効果だと思い、夫にもそのことは伝えませんでした。

そして、

生理予定日。

生理が来ません。

おまけに熱っぽい。

でも、また期待して生理がきたらショックなので、なるべく考えずに過ごしました。

長かったです、、

そしてとうとう1週間経っても生理は来ませんでした。

そういえばこの期間に鼻血が出ました。(関係ないかもしれないけど、生まれて初めての鼻血です。笑)

みんなが仕事や学校に行って一人になってから妊娠検査薬をあけ、おしっこをかける。

あの感覚…ドキドキですよね。

妊娠検査薬を平らな所に置いて、1分待つと……

少し薄いですが陽性の印が出ていました。

(おそらく検査するのが早すぎたな)

なんて思いながらも、めちゃくちゃ嬉しかったです。