『細い』=「美しい」と思っていませんか?
キレイになりたい!
と思う女性にとって、女優さんやモデルさんは憧れの存在です。
目がキラキラしていて…
鼻筋も通っていて…
肌がキレイで…
手足も細長い…。
挙げたらキリがない…
とにかくスラーっとしてるよね……!
みんなそれを綺麗だと思っていて、
男の子が『可愛い』『タイプ』だと言う子もほとんどが細身。
必然的に、
少しぽっちゃりしていると
『美しくない』と
勘違いしてしまう人が多いように思います。
自分をそう思っている女の子は特に多い気がします。
私も10代~20代の頃は、
鏡を見るたびに『私は太っている(;_;)』と思っていました。
実際は、
身長に対して肥満体重だったわけではありません。健康的、標準的だったと思います。
それも理解した上で『私は太っている』と思っていました。
理想はモデル体重?
世の中には、『モデル体重』というものも存在します。
モデル体重は、身長に対しての体重が標準よりも少なく設定されています。
参考までに
標準体重 身長(m)×身長(m)×20
モデル体重 身長(m)×身長(m)×18
※標準体重 = 病気になりにくい健康体重のこと
私は身長163センチだから…
身長163㎝の場合は、こんな感じ。
美容体重 53kg
モデル体重 48kg
このモデル体重という基準が女の子達の『普通』になってしまいそうで、将来が怖いなと思っているところです。
健康的に痩せるつもりだった話
レコーディングダイエット
私は、体重だけはモデル並みに細くなった過去があります。
顔はさておきね。
どうやって痩せたかというと、
食事内容や運動した内容を記録するダイエットです。
レコーディングダイエットともいいますね。
食事内容を書いていると、食べ過ぎているのが一目瞭然に分かります。
『今日は食べ過ぎているから、これ以上は食べすぎないようにしよう。』
『おやつはこれだけにしよう。』
『夕飯は米を抜こう』
などと、自制が働きます。
このレコーディングダイエットは、身体のために食事内容を見直す意味では、いい方法だと思います。
でも、そのうち
その日一日の記録をパーフェクトなものにしたい、という気持ちになります。
真面目な性格な方は特にそうなると思います。
運動も最初のうちは「目標一日腹筋30回!」だったのが、もっと結果を出したくて、最終的には筋トレメニューを増やし、有酸素運動もやるようになりました。
こうして当時の運動メニューを挙げてみるととても身体に良い生活に見えます。
でもそれがダイエット目的でやっているわけですから、どんどんストイックになり、毎日やらなければ不安になります。
1日頑張れば3日。
3日頑張れば1週間。
1か月やれたら、もうこれまでの努力を無駄にするものか。という気持ちになります。
毎朝トイレの後で体重計に乗ると、昨日よりも0.2kg減ったり、増えたり。そんな数字に一喜一憂するようになります。
運動もしているので、体脂肪も減っていきました。
その時は、健康的に痩せていっているつもりでしたが、今思うとストイックだったのでしょう。
~身体からの危険信号~
毎日ストイックな生活をしているうちに、身体が危機感を感じたのか信号を出してくれました。
体脂肪率が17%に下がった頃に、生理が止まったのです。
17%だと、女性にしては低いほうですが、それでも鏡を見るとふっくらしたお腹が気になっていたくらいでした。
体重は44kgになっていました。
体脂肪率17%でも健康な女性はたくさんいるんだけどね。私の場合は、無理して落としたのがいけなかった。
おそらく、この身体からのサインに気づかなければ、さらに少しずつ少しずつ痩せていったと思います。間違った美意識を持っていたのと、何事も突き詰めてしまう性格ゆえです。
その身体からの危険信号に気づいた事は、ラッキーな事でした。
続きます↓
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